大型木造建築の需要が顕在化

更新日2014年12月01日

「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律(公共建築物等木材利用促進法)」が2010年5月に施行されてから約4年半が経過した。その認知度の高まりとともに、大型木造建築物の需要が年々増してきている。

山形県南陽市では、1,300人収容可能な全国初となる耐火木造の文化会館、宮城県では国内最大規模となる準木造耐火2階建ての介護施設が建設中だ。

'14年6月に交布された建築基準法改正により、近々、3階建ての木造校舎が可能になるなど、規制緩和が進んでいる。また、マンションや商業施設などの壁や床として欧米を中心に普及しているCLT(Cross LaminatedTimber。直交集成板)を用いた新しい架構の法整備も進んでいる。林野庁の担当者は「『木造で建てたい』という声は増えてきている。CLT工法について'16年度中に法が整備され技術が普及すれば、中大規模建築物に木造を採用しやすくなるだろう」と需要拡大に期待を寄せる。

MONTHLY NEWS (建築知識2014年12月号)

他のカテゴリの記事を読む