住宅ローンの新規貸出額が 前年度比0.8%増加

更新日2015年05月01日

国土交通省は「平成26年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告」を発表した。調査期間は2014年10月~12月で、住宅ローンを供給している民間金融機関を対象として調査された。

同調査によれば、'13年度の個人向け住宅ローンの新規貸出額は、16兆1,018億円(前年度比0.8%増)。貸出残高は、127兆5,622億円(前年度比2.8%増)だった。また、新築住宅の建設・購入等に係る個人向け住宅ローンの新規貸出額は、1兆1,251億円で(前年度比2.7%増)、ほかの住宅ローンからの借換実績は、新規貸出額が1兆8,494億円と19.8%減少している。

新規貸出額の金利タイプ別の結果では、'13年度は変動金利型が49.7%(前年度比8.3ポイント減)と最も多く、次いで固定金利期間選択型(35.2%)が多いという結果となった。固定金利期間選択型は、前年度から8.4ポイント増加している。また、固定金利期間選択型では10年固定型が全体の64.8%を占め、3年が16.5%、5年が7.9%、2年が5.5%と続いた。

MONTHLY NEWS (建築知識2015年5月号)

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