2016年8月。日本初の「BIMによる建築確認申請」からの
「確認済証交付」が実現!

更新日2016年11月07日

2016年8月。日本初の「BIMによる建築確認申請」からの「確認済証交付」が実現!

株式会社住宅性能評価センター × オートデスク株式会社 ×
株式会社大塚商会 × フリーダムアーキテクツデザイン株式会社

昨年来、三次元CADソフト「Revit」の運用と、BIMによる住宅設計を推進しているフリーダムアーキテクツデザイン(以下フリーダム)。そこからさらに、BIMデータによるダイレクトな建築確認申請を目指していることについては、前回リリースした記事でお伝えした。
(参照 https://freedomlab.jp/news/view/201608041)
それからわずか1ヵ月後の9月1日。フリーダムが行った「BIMによる建築確認申請」に対し、株式会社住宅性能評価センターが「確認済証」を交付したというニュースが発表された。
日本初となる〝BIMによる建築確認申請プロジェクト〟がいかに進められ、実現したのか。本プロジェクトに関わった各社の担当から、話を伺ってきた。

「BIMで住宅設計」のめどが立った時点で
始まっていた「BIMによる建築確認申請プロジェクト」


建築知識研究所―御社では昨年から、オートデスク株式会社(以下 オートデスク)、株式会社大塚商会(以下 大塚商会)との相互協力のもと、「Revit」を用いたBIMによる住宅設計を推進してこられました。試行錯誤はあったものの、今春頃からは実案件への導入も増え、いずれは「BIMデータからダイレクトで建築確認申請をしたい」という展望も伺っていました。
しかし、実際に申請し、確認済証が交付されたという発表が9月に早速あったことには、正直驚かされました。

フリーダム・長澤信事業開発部長―展開が早いと思われたでしょう。でも当然のことながら今回の件も、以前から着々と準備を進めてきた成果です。
「Revit」導入および実用化の際には、オートデスク社と大塚商会の多大な協力を得ましたが、今回の確認申請にあたっては、もう一社、株式会社住宅性能評価センター(以下 住宅性能評価センター)と出会ったことで、計画を加速することができました。
住宅性能評価センターとのご縁が生まれたのは、今年2月のことでした。大塚商会のセミナーで「BIMデータでの建築確認を計画している」というビジョンを語ったところ、住宅性能評価センターの松本氏からご相談があったのです。

住宅性能評価センター・松本鋭一部長代理―当社では2015年から「F-2Web」というシステムを立ち上げ、インターネットによる建築確認申請を推進しています。
しかし、2015年に国内初の電子認証による建築確認申請を交付した実績があるものの、機能の一部である建築確認申請の電子認証機能はなかなか普及は進んでおらず、これに付加価値を追加できないか模索しておりました。
そんな折、フリーダムのお話を聞いて、これは互いにメリットがあるのでは……と感じたわけです。

フリーダム―以前の取材(参照 http://freedomlab.jp/news/view/201604281)でもお話しましたが、当社ではBIMデータをそのまま建築確認申請図書に流用できるテンプレートをつくりたいと考え、大塚商会に相談していました。
当然のことですが、BIMデータでの建築確認は申請を受ける検査機関が参加しなければ実現しません。我々としても審査を受けていただける検査機関を探していたところだったんです。

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