LED非常用照明の販売を開始 照明器具のオールLED化が進む

更新日2015年02月01日

現行の建築基準法告示では非常用照明の光源は「白熱灯」と「蛍光灯」に限られていたが、国土交通大臣認定制度の認可を取得することでLED非常用照明が採用可能となり、販売が開始された。パナソニックエコソリューションズ社は2014年11月1日、東芝ライラックも同年12月15日から販売を始めた。

パナソニックエコソリューションズ社では新築物件の非常用照明だけでなく、従来の蛍光灯や白熱灯からの交換も可能な豊富な品種とサイズをラインナップ。従来の非常用照明に比べると約5%程度初期費用が高くなるが、LED光源採用により消費電力の削減が可能となり、蓄電池の低容量化や低価格化により、4~6年後の蓄電池交換以降からコストを減らすことが可能となる。本体器具の寿命も従来品に比べ長くなる。'16年3月までに、非常用照明の完全LED移行を予定しており、照明器具のオールLED化が進みそうだ。

MONTHLY NEWS (建築知識2015年2月号)

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