再生可能エネルギー 2015年度買取価格を決定

更新日2015年05月01日

経済産業省は3月19日、再生可能エネルギー固定価格買取制度について、2015年度の新規参入者向け買取価格を発表した。調達価格等算定委員会が2月24日に決定した内容に沿ったものとなり、住宅用太陽光発電システム(10kWh未満)の新規参入者向け買取価格(税抜)は、出力制御対応機器設置義務がある場合1kWh当たり35円、設置義務がない場合は33円とした。2014年度の買取価格は、ともに1kWh当たり37円で、最大で4円の値下げとなる。

太陽光発電の普及促進に携わる一般社団法人太陽光発電協会は今回の価格決定と今後の動きについて、「太陽光発電システムの販売価格や設置コストは下落している。そのため、住宅用太陽光発電システムは、以前よりも容易に導入可能となっており、今回の買取価格の低下によって、新規導入件数に大きな影響が出るとは限らない」と分析している。

MONTHLY NEWS (建築知識2015年5月号)

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