平成25年 住生活総合調査 国交省が速報集計結果を発表

更新日2015年06月01日

国土交通省は4月9日、平成25年の住生活総合調査の速報集計結果を発表した。住生活総合調査は、住宅や環境についての評価や最近5年間の居住状況を対象世帯へ調査したもので、今回で12回目となる。

住宅および居住環境に対する総合的な評価では、非常に不満・多少不満と回答した割合が、前回調査(平成20年)の28.4%から22.1%と減少した。また、住宅に対する評価に関しては、非常に不満・不満共に平成以降の調査結果では継続して減少していることが分かった。居住環境に対する不満率も、平成10年以降は減少を続けている。

また、同省は、家計主の年齢別に住み替え・改善意向を見た項目では家計主の年齢が55~59歳、60~64歳の世帯がいずれも10%を超え、リフォーム意向を持つ割合が最も大きく、また家計主の年齢が高いほど、住み替えの意向を持つ割合は小さいと分析している。確報集計結果は、平成27年夏ごろに公表する予定だという。

MONTHLY NEWS (建築知識2015年6月号)

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