農林水産省調査 「今後選びたい住宅は?」 木造住宅(在来工法)が1位に

更新日2015年12月01日

農林水産省は10月9日、「森林資源の循環利用に関する意識・意向調査」の結果を公表した。本調査は、日本の森林・林業施策の基本方針を定める森林・林業基本計画の改訂作業などのため、5年に1度行われているもの。

消費者に対する質問のうち、「今後住宅を建てたり買ったりする場合に選びたい住宅」についての質問では木造住宅(在来工法)と回答した割合が最も高く、51.9%となった[図]。以前内閣府が行った世論調査[※2]での同様の質問で、木造住宅(在来工法)が56%と高い支持を得ていたことからも、木造住宅への根強い人気が維持されていることがうかがえる。

このほか、「住宅を選ぶ時に価格以外で重視すること」という質問(複数回答)では、「品質や性能がよく、耐久性に優れていること」や「健康に配慮した材料が用いられていること」が上位となった。

※2 内閣府「森林と生活に関する世論調査」(平成23年12月調査)より

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MONTHLY NEWS (建築知識2015年12月号)

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