建築着工統計 2015年度新設住宅着工数は2年ぶりに増加

更新日2016年06月01日

国土交通省は2016年4月28日、同年3月分の住宅着工統計調査報告を発表した。3月の新設住宅着工数は75,744戸で、前年同月比で8.4%増となった。季節調整済年率換算値では99.3万戸で、前月比2.0%増となった。利用関係別に見ても、持家は22.3万戸(前年同月比4.3%増)、貸家は30.6万戸(同1.1%増)、分譲住宅は22.1万戸(同26.0%増)と、いずれも増加となった。季節調整値の前月比では、持家、分譲住宅は増加を維持したが、貸家については減少となった。

また、同日発表の2015年度の新設住宅着工数は92万537戸で、前年度比4.6%の増加。新設着工床面積は7千559万2千㎡(前年度比2.1%増)。5年ぶりに減少した昨年度から再び増加に転じた。利用関係別戸数をみると、持家で28万4,441戸(前年度比2.2%増)、貸家では38万3,678戸(前年度比7.1%増)、分譲住宅は24万6,586戸(前年度比4.5%増)といずれも増加となった。


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