国土交通省 2016年4月分建築着工統計発表 全体で増加傾向継続

更新日2016年07月01日

国土交通省は2016年5月31日、同年4月分の住宅着工統計調査報告を発表した。4月の新設住宅着工数は82,398戸で、前年同月比で9.0%増となった。季節調整済年率換算値では995,000戸で、前月比0.2%増となった。利用関係別にみても、持家は23,567万戸(前年同月比1.2%増)、貸家は35,504万戸(同16.0%増)、分譲住宅(マンション・戸建住宅)は23,029万戸(同9.0%増)と、いずれも増加となった。季節調整済値の前月比では、貸家は増加、持家と分譲住宅は減少している。

また、2016年度1月から4月までの新設住宅着工数は298,788戸で、前年度比6.4%の増加となっている。新設着工床面積は24,173千㎡(前年度比3.6%増)。利用関係別戸数をみると、持家で87,089戸(前年度比1.6%増)、貸家では123,235戸(前年度比8.7%増)、分譲住宅は86,461戸(前年度比9.2%増増)と、5項目すべてが増加となった。


他のカテゴリの記事を読む