国交省、「住宅ストック循環支援事業」の概要を公表建て替え最大50万補助など

更新日2016年12月01日

2016年10月4日、国交省は住宅のリフォーム工事費用の一部について国が支援する「住宅ストック循環支援事業」の概要を公表した。今年度の第二次補正予算に計上された同事業は、若者の住居費負担の軽減および既存住宅流通市場の拡大や、省エネ適合率の向上など、良質な住宅ストックの形成およびリフォーム市場の拡大を目的としている。

具体的には、①住宅の省エネリフォームなどを実施した場合に、リフォーム費用に対し1戸当たり最大30万円を補助(耐震改修を行う場合は45万円)、②40歳未満の若年層が既存住宅の購入に際してインスペクション[※1]を行う場合、1戸当たり5万円を補助、③耐震性のない住宅などを除却し、エコ住宅を建て替えた場合に、1戸当たり30万円を補助(認定長期優良住宅やさらに省エネ性能の高い住宅の場合は1戸当たり40万円または50万円)、などの支援を行う予定。申請は’17年6月30日まで受け付けている。


※1 専門家がリフォーム前の住宅の劣化状況などを事前確認調査すること

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