住宅用太陽光買い取り価格2019年度には24円/kWhに引き下げ

更新日2017年02月01日

経済産業省の調達価格等算定委員会は2016年12月13日、’19年度までの住宅用太陽光発電電力買い取り価格を提示。家庭用電気料金と同等の1kWh当たり24円まで段階的に引き下げることを決定した。

この決定により、10kW未満の住宅用太陽光発電電力の買い取り価格は、出力制御対応機器がない場合で、’17年度は28円、’18年度は26円、’19年度は24円となる。’12年度までは42円であったところから、翌’13年度に38円に価格変更すると、その後は’14年度に37円、’15年度に33円、’16年度に31円と、毎年引き下げが続いている。

自家発電設備と太陽光発電を併設する場合に適用されるダブル発電向けの買い取り価格は、すでに家庭用電気料金との差が縮小していることから、’18年度まで現行の25円に据え置く。’19年度はダブル発電区分をなくし、ダブル発電でない場合と同じ24円を適用する。出力制御対応機器の設置義務がある場合はそれぞれプラス2円。

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