平成28年度リフォーム契約金額 戸建て・マンションともに増加

更新日2017年05月01日

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会は、2017年3月21日、「平成28年度住宅リフォーム実例調査」の結果を公表した。この調査は、住宅リフォームにかかわる実態の把握を目的に、リフォーム事業者に向けて毎年行われており、今回の結果は’16年9月から’17年8月にリフォームを完了した戸建て・マンションの住宅が対象。

調査内容は、契約金額や借入金額などコストの実態と、建築主の年代別リフォームの目的・内容など。リフォーム工事の平均契約金額は、738.7万円と、前年度の626.2万円から増加。契約金額が500万円を超えるリフォームが全体に占める割合も、前年度の36.9%から42.9%に上昇している。工事内容では、耐震補強や断熱材設置など住宅性能の向上を目的とした工事が増加。これも契約額の平均を押し上げた一因と考えられる。一方で、内装の変更や設備交換のみのリフォーム件数も依然と多く、今後は金額の二極化が予想される。


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