マンション取得世帯で中古と比較検討した割合が増加

更新日2017年06月01日

2017年4月19日に国土交通省から発表された「平成28年度住宅市場動向調査」において、分譲マンションを取得した世帯の78.8%が、住宅取得の際に比較検討したのは同じ「分譲マンション」だったことが分かった。前年度のこの割合(85.7%)と比べて6.9ポイント減。次いで31.8%の世帯が「中古マンション」と比較検討しており、前年度の割合(24.7%)と比べて7.1ポイント増。「中古マンション」と比較検討する世帯の割合は、平成24年度から13.2ポイントも上昇していた。

住宅の選択理由としては、分譲マンションを取得した世帯は「住宅の立地環境が良かったから」が66.5%で最も多く、次いで「新築だから」が続いた。一方中古マンションを取得した世帯では「価格/家賃が適切だったから」が最多で71.6%だった。新築住宅にこだわらず予算の手頃さを重要視する世帯が増え、中古マンションの需要が高まっていることが伺える。


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