BIMデータによる建築確認申請用テンプレートが
公開建築確認申請も受付開始
更新日2017年07月01日
株式会社住宅性能評価センター、オートデスク株式会社、フリーダムアーキテクツデザイン株式会社、株式会社大塚商会の4社は、オートデスクのBIMソフトウェア「Autodesk® Revit®」(以下Revit)のBIMデータを使用した建築確認申請のためのテンプレートを共同開発し、2017年5月31日に公開した[※1]。また、住宅性能評価センターは、同日から事前相談として受付を開始。これにより、フリーダムアーキテクツデザイン以外の建築事務所でも、Revitで作成したBIMデータと6枚のPDFでの建築確認申請が可能となった。公開された「確認申請テンプレート」を用いて作成したデータを、F-2Webと呼ばれるシステムにアップロードすることで事前相談が可能。BIMデータで申請すれば、申請者にとっては申請作業が軽減され、審査機関には図面間の整合確認の手間の削減といったメリットが期待される(より詳しい申請の流れについては、144頁の連載を参照)。
今後の展開として、2017年秋ごろには木造3階建て用の申請テンプレートが提供開始される予定。
※1 テンプレートはhttps://apps.autodesk.com/jaよりダウンロード可能