日本建築学会のコンペで高校生が史上初の受賞

更新日2017年08月01日

2017年6月17日、東京都港区の建築会館で「第7回子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」の公開審査会が行われ、東京工業大学附属科学技術高校の生徒3名が最優秀賞に輝いた。同コンペの高校生の参加・受賞は、史上初の快挙。理工系大学を中心とする14校から24組の学生チームが参加し、最優秀賞の東工大附属チームのほか、4チームが優秀賞を受賞した。

最優秀賞受賞作品の「SHIBAURA CAMP!」は、子どもたちが個性を生かした秘密基地をつくり一夜を明かすという体験を提供するプログラム。高校生ならではの距離感で子どもたちと接し、個性を認め合い成長するきっかけを与える点が評価につながった。日本建築学会・子ども教育事業部会の部会長の仲綾子准教授(東洋大)は、「今回、並みいる優れた提案を押さえての高校生の受賞に嬉しい驚き。ワークショップ実施に向けて支援していきたい」と語った。



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