リオタのディテール流儀 ― 関本竜太「リオタ式収納整頓術」(2ページ目)

更新日2018年03月29日

その2「本棚は本のサイズに従う」

紫陽花の家[写真: 新澤一平] 紫陽花の家[写真: 新澤一平]

 奥行き300mm程度の棚を壁面いっぱいに設ければ、ほとんどの書籍は納まる。しかしもう少し踏み込んで、どのようなサイズの本が多いかを考えると、収納量をぐんと増やすことができる。人によってはA4サイズのファイルや雑誌類が多いこともあるし、小説やコミックなどが圧倒的に多い方もいる。これらの居場所を整理し、見た目にも美しい棚をつくるように心がけたい。

図2 本のサイズと本棚の関係
紫陽花の家 「本棚

関本 竜太
P r o f i l e
関本 竜太
[せきもと りょうた]

1971年埼玉県生まれ。’94年日本大学理工学部建築学科を卒業し、’99年までエーディーネットワーク建築研究所に勤務。2000~’01年フィンランドのヘルシンキ工科大学(現アールト大学)に留学。帰国後’02年にリオタデザイン設立

人物イラスト:オオノマサフミ/イラスト:堀野千恵子
建築知識研究所

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