リオタのディテール流儀 ― 関本竜太
「浴室・洗面所は設計者の気配り力が試される」(2ページ目)

更新日2018年05月30日

その2「洗面所空間のつくり方・造作洗面カウンター」

暁の家[写真: 新澤一平] 暁の家[写真: 新澤一平]

 浴室空間がユニットバスなら、洗面所空間にも洗面ユニットなる便利な製品がある。しかし注意深く設計すれば、コンパクトながらもかゆいところに手の届く機能的な洗面空間を造作でもつくれる。また洗剤や石鹸の予備、タオルや脱衣かごなど、洗面所空間に必要な収納スペースは多岐にわたる。これらの要素を整理し、小さくとも整然とした美しい洗面空間となるよう心がけたい。

事例5 暁の家
事例4 FP 「④洗面室兼用トイレ」

関本 竜太
P r o f i l e
関本 竜太
[せきもと りょうた]

1971年埼玉県生まれ。’94年日本大学理工学部建築学科を卒業し、’99年までエーディーネットワーク建築研究所に勤務。2000~’01年フィンランドのヘルシンキ工科大学(現アールト大学)に留学。帰国後’02年にリオタデザイン設立

人物イラスト:オオノマサフミ/イラスト:堀野千恵子
建築知識研究所

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