「地盤安心住宅PLUS」のご紹介
更新日2016年02月18日
液状化への備えを万全にするサービスが「地盤安心住宅®PLUS」です。
これまで地盤調査は、土地が決定し、建築契約の締結後での地盤調査が慣例であったため、契約後に施主が「地盤改良の追加費用が発生」、「後から災害リスクを知らされる」ケースがあり、建物予算の縮小や契約自体が破談になる恐れがありました。さらには、液状化の検討の責任は設計者にあるため、判断を誤り液状化が発生した場合は、設計者が責任を問われるリスクもありました。「地盤安心住宅®PLUS」は、このような慣例に革命を起こし、土地の決定前に地盤リスクをチェックするだけではなく、液状化補償まで備えた設計者のためのサービスです。
地盤調査や液状化で建築家・設計士が
損をしないための4つのSTEPを紹介します。
地盤情報の見える化
地盤安心住宅®を建てるためには、地盤に関する情報を事前に把握し、
思わぬリスクが発生しないよう“仮説”を立ててみることが大切です。
「地盤カルテ®」(利用無料)
「地盤カルテ®」は、住所等を入力するだけで、全国どこでも改良工事率、浸水リスク、地震による揺れやすさ、土砂災害危険リスク、液状化リスクの5項目の地盤・災害リスクの指標について、各A4用紙1枚にまとめたレポートを無料でメールで受信できるサービスです。
ハザードマップ等ではわかりにくい地盤・災害リスク情報について、各項目のスコアおよび合計スコアをわかりやすく点数化して表示していますので、専門的な知識がなくとも土地のリスク情報の概要を把握することができます。
「地盤安心マップ®PRO」
もっと詳細な地盤情報を知りたい、施主に説明したいという方のための
事業者向けの有料プランです。
実は、一般的に行われている「地盤改良工事」は、過重に対する不同沈下の対策としては有効ですが、液状化対策とイコールというわけではありません。お気を付け下さい。
調査・解析の見える化
「地盤安心住宅®PLUS」では、液状化リスクを検討するために、
土質サンプリングと水位測定を実施し、対策工事の提案、安心の補償を提供しています。
地盤測定器グラウンド・プロⅡにより、実際の土質を採取(サンプリング)して
判定することができ、腐植土や液状化層を特定することができます。
また、水位測定を行うことで、より精度の高い液状化リスク判定を行うことができます。
「地盤安心住宅®PLUS」では、液状化リスクを検討するために、
土質サンプリングと水位測定を実施し、対策工事の提案、安心の補償を提供しています。
日本建築学会が示す指針や瑕疵担保保険設計施工基準に基づいた高度解析により、
過剰な地盤改良工事の削減も実現できます。
グラウンド・プロⅡにより土質サンプリング・水位測定を実施した土地には、「宅地の液状化被害可能性判定に係る技術指針(国交省)」における一次判定の仕様を満たした液状化リスクの判定サービスを実施いたします。