DOMOTEX asia/CHINAFLOORレポート 前編

更新日2015年05月01日

「RUSTIC」系のフローリングが主役!

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日本では綺麗で節のないフローリングが好まれていますが展示会での主役は「RUSTIC」!
ファッション用語で「不規則な」「粗い」といった効果を表す語。
フローリングも正に質感があり個性が強く迫力がある!ヨーロッパの古い教会の床のような経年劣化したような加工が施されています。

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    節の部分を樹脂で埋める。樹脂はあえてアクセントカラー

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    ノコ歯を当てて表面を荒らす

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    ノコ歯もいろいろな向きからさらにバーナーで焦がす


などなど。各メーカーいろいろな手法で特徴をつけています。
木種は加工のしやすさからかオークが多い。
色ははっきりとした色ではなくスモーキーな色が主流のようです。中には赤の強いフローリングもありましたが古臭さが際立ち現在の主流には合わないようです。
この「RUSTIC」は4.5年前から出始めているとのこと。
国内メーカーや施工者としては、お客様への説明と理解、メンテナンスに気を使うこと多くなるので使いにくいと判断されているのかもしれません。
しかし、ヨーロッパでの主流は間違いなく「RUSTIC」です!。



木材のグレードがC?D?

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日本ではフローリングのカタログに「GRADE」が書かれていることが少ないですが、こちらでは普通のようです。
国内のフローリングは大体「A」「B」程度までが使われているようですが展示会では「C」「D」をよく目にしました。左の写真ではCDDグレードを混ぜて使っています。
グレードは「節」「割れ」「色の違い」等が基準となり分けられるそうです。
国内では色違いや節は敬遠されます。その点もあり「A」グレードのものが多く使われているのでしょう。しかし「RUSTIC」ではその節や色違いが「味」になります。
メーカーはそのような味をどう生かすか考え特徴のある製品を作ります。会場では「D」だから安い建材という考えはないようです。

建築知識研究所

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