LIXIL全面協力により「サーモスL」のファミリ提供開始(3ページ目)

更新日2017年05月01日

急ピッチで進められた実装レベルデータの作成。
検証と改善を重ねながら、使い勝手のよいファミリに。

フリーダム―このようにして、最優先の2パターンのたたき台となる実データをLIXILさんより約2週間でいただきました。
それを社内で検証し、フィードバック。再度修正データをもらい、2パターンがおおむね煮詰まったところで、仕様をあわせて残りのパターンも進める…という進め方で、完成度を高めていきました。

建築知識研究所―フリーダム社内からは、どんな修正の要望がありましたか?

フリーダム―なによりも、それぞれの設計段階で使うファミリ内の図面表現が適切かどうか。そして、図面としての納まりがおかしくないか。
それと、意外に強い要望があったのが、形状が分かって、長さ調整などもできるようにといったハンドルやオペレータチェーンの素材を造りこんでほしいということでした。

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リクシル―ご意見を伺っていると、建築士の方々は建て主様に対して、どのようにプレゼンするかということを意識して、データをチェックしていると感じました。
商品カタログなどの画像データの場合は、詳細部まで確認できない部分があります。しかし、実際に住む建て主様としては、どんなハンドルがつくのか、オペレータチェーンが左右のどの位置に、どのくらいの長さで下がるのか、といったことを確認できることが意外なほど大きな選択理由になることに、あらためて気づきました。

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