「いずれ自分が暮らす家」をバーチャルリアリティで体感(3ページ目)

更新日2017年02月01日

VRで、いざ未来の住まいの中へ
体験者3名、それぞれの感想をレポート

建築知識研究所―続いて、日本橋スタジオ内に設けられたVRコーナーで、現在フリーダムが進めているプロジェクトのVRを体験。同じ物件を見た、年齢・性別の異なる3名の体験者の感想をご紹介します。

VR

■体験者A(30代前半・男性)

住まいの感想

まず感動したのは、リビングの広がり感。階段を上がってリビングに一歩踏み込んだ瞬間に、パッと大きな窓が目に飛び込んできて、開放感がありました。ロータイプのソファに腰を下ろしたら、とてもくつろげるだろうなと感じました。
ベッドルームでは朝日が昇る早朝から、夕暮れ時にオレンジに染まるまでを早回しで見せてもらいました。ゆっくり休息するためにも、光の射しこみ方などは特に気になっていた部分なので、位置情報とカレンダーをリンクさせれば365日いつでも日照シミュレーションができるというのには驚きました。

VRの感想

3Dゲームのプレイ経験があるので、コントローラーの操作にはすぐに慣れました。歩き回るだけでなく、しゃがんだり見上げたりすると、同じ空間でもまた印象が変わりますね。

■体験者B(40代後半・女性)

住まいの感想

玄関から階段を上がってリビング、水まわり、バルコニーへといった動線が、とても分かりやすいです。
主にキッチン、収納、バスルームなどの水まわりを重点的にチェックしましたが、シンクや棚の高さ、レンジフードの大きさなどが、ちょっと自分の身長にあっていないと感じました。おしゃれで素敵なデザインですが、毎日使うことを考えるともう少し低い位置にあってほしいとお伝えしました。
一段ごとの棚の高さの違いなども分かり、なにをどこにしまおうかという想像が一気にふくらんで、完成が待ち遠しくなりました。

VRの感想

正直、こうした操作に慣れていないので、はじめはおっかなびっくりでした。VRコーナーは4m×4mの広さがあると知っていたのに、階段の上り下りにとまどったり、庭のプールに落ちそうになって慌てたり(笑)。それくらい、リアリティがありました。

■体験者C(50代前半・男性)

住まいの感想

リビングや寝室に、実際に使っている家具をレイアウトしてもらっていたので、周囲の広さなどがとてもイメージしやすかったです。念願だった吹き抜けを見上げて、天井の高さと明るさが心地よくて嬉しかった一方で、空調のコストが気になったり(笑)。早くも住んだ後の心配まで始まってしまったのは、VRだからこそですね。
また、一世一代の住まいのつもりですから、面した通りや向かいのマンションから、どんな家に見えるのか、様々な角度から検証できるのもよかったです。

VRの感想

ヘッドマウントをつけるのははじめてで、ちょっと酔いそうになりましたがすぐに慣れました。室内だけでなく、外観を掴んで自由自在にアングルを動かせるというのはおもしろい感覚ですね。
また、同じ空間を見ていても、160cmの妻が見ている印象と、180cmの自分が見た印象がまったく違うのには驚きました。

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